ORL開幕3連敗スタート

ついに2022-23シーズンが開幕したNBAですが、オーランドマジックは3連敗スタートとなってしまいました。

開幕から3戦のスターディングラインナップ

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DETATLBOS
PGC・アンソニーJ・サッグスC・アンソニー
SGT・ロスT・ロスT・ロス
SFF・ワグナーF・ワグナーF・ワグナー
PFP・バンケロP・バンケロP・バンケロ
CW・カーターW・カーターW・カーター

フルツとG・ハリスというファンの間でもスタメン候補に挙げられていた2名、さらにディフェンス力が凄まじいと言われているアイザック(自分はまだ少ししか知らない)の計3名が怪我で開幕間に合わず、上記のようなラインナップとなりました。プレシーズンを見ていたファンは割と予想通りだったと思います。2戦目がサッグスだったのはアンソニーの病欠によるものです。

以下 こんな時期もあったなと思い出す為の個人的な感想を

ポジティブな要素

○バンケロがドラ1に恥じないオフェンス能力を見せてくれている。
3戦で平均23.3Pと申し分ない得点能力です。ちなみに効率面ですが、FGは41.8%、3Pは23.1%、TO3.3と決して良くないです(一応FTは80.8%)。ですがチームに入りたてのルーキーは当然連携不足で基本TOは多い傾向ですし、直近2戦のATLにはリーグ屈指のリムプロテクターのカペラがいて、BOSのチームディフェンス力は言わずもがなです。このようなNBAでも上位の強度である相手に、プレシーズンがあったとはいえ初めてのNBAレギュラーシーズンを、ルーキーが果敢に挑んでの結果ですから、個人的にとてもポジディブに捉えています。何よりも、あのサイズで、あの動きで、現時点であのスキル、効率的とかちょっと気にならないくらい可能性を感じてしまいます。

○フランツ/バンケロ/WCJのトリオに可能性を感じまくる。
フランツとWCJは昨季から連携が素晴らしかったので、もうすでに輝きを放っていますが、バンケロ絡みでも良いプレーが少しずつ見られ、この3人の連携が仕上がったら、どのチームもそう簡単には止められなくなるのではないか?バンケロのFG%もこの連携が上がっていけば、必然的に上がると期待してます。またそれらを操るフルツにも期待してます。

○ボックスアウトを徹底できる選手が増えてきた。(敵がゴール下にいる場合)
特に昨季一番気になるくらいだったバンバが見違えるようにしっかりとやってた。まだ自分もNBA観戦4年目に入ったばかりですが、ここまでやらない選手のほとんどは今も変わらなずやってない印象だったので、バンバが変わってくれた事が非常に嬉しく感じます。頻度的にやらないのが気になるのはWCJとバンケロくらいです。

○昨季ディフェンスが苦手と個人的に思っていた選手たちの動きが良くなってると感じた。
アンソニー・ハンプトン・ロスあたりですね。もしかするとロスはちゃんと見れてなかっただけかも?

○アンソニー・ハンプトンが昨季までの悪い意味での我の強さを抑え、チームプレーに徹してる。
特にアンソニーはPGとしては悔しいかもしれないけれど、ハンドラーをフランツに任せ、SG的な立ち位置になる事も多いです。しかし、その役割を受け入れつつ、しっかりと役割をこなして、サンプル少ないとはいえ3試合でFG56%/3P60%と今のところ抜群の数字を残しています(FTは55.6%とちょっと悪いw)。

これらポジティブな要素に加え、まだフルツとハリス、古参ORLファンの期待値が高いアイザック、さらには控えでエナジーを提供してくれるモーリッツ(スキルも磨かれてきた)という主力がいない状態です。それで上位と予想されるチームと接戦を演じられたわけです。ポジティブに捉えて良いのではないか?少なくともネガティブになる必要はない3連敗ではないかと。

続いて…

改善して欲しい要素

○ボックスアウトの甘い選手の改善
改善されてきたとはいえ、肝心のスタメンのWCJとバンケロがあまりやらないのが頭が痛いところ。おそらく2人ともリバウンド能力自体が素晴らしいゆえなんだと思います。基本やらんでも取れる事が多いのも事実ですから。でも大事な場面になるほど、相手も必死に狙ってきます。そういう時にそれが仇になる確率が高い。実際、たった3戦の中でもDETのスチュワートに取られたリバウンドは試合の負けを決定づけるものだったと思います。※バスケは積み重ねのスポーツなので、それが敗因という訳ではありません。念の為。

あとゴール下は良くても、飛び込みのケアまでは出来ない選手はまだまだいます。バンバもそこはまだまだ。その辺りも選手の身体能力や技術とは関係ない意識的なものなので、何とか改善を期待したいです。(※参考動画↓)

○バンケロのオフボールディフェンス
オフェンス面では申し分ないくらいの可能性を感じさせるバンケロですが、ディフェンス特にオフボールではやはり不安を感じざるを得ない動きで、大学時代のフルゲームを観た時の感想通りでした。オフェンスはダメなら基本数字でもわかりますから本人の自覚も簡単ですが、オフボールディフェンスはなかなかそうはいきません。明らかな数字としては出ませんし、仮にダメとわかっていれば、その行動を取るわけないですから。

(※参考動画↓)自分のTwitterでもツイートしましたが、首振りが少なくボールかマークのどちらかしか見てない時間が長く、ボールとマークの両方の位置の把握を怠りがちです。またオフボール時に棒立ちに近い姿勢の事が多く、ボールやマークの位置の移動に対応が遅れています。このオフェンスの可能性の塊であるバンケロをこのままオフェンスだけの選手にするのは勿体無い。期待しているからこそ良くなって欲しい。あのサイズにあの動きですから、相当なリムプロテクターになれるはずです。これも派手なブロックは映像に残っても、逃したブロックなどは残りませんからね。本格的にエースみたいな立場になったら、きっともう遅い。誰も言えなくなる。どうか今のうちから…

○戻りが遅い。
主にWCJ、バンバ、ボルボルのビックマンたちですね。体格が大きい分もありますが、もうちょい早く戻って欲しい。

自分は戦術的な事はわからないので、個人的に改善して欲しいところはこんなところです。あと戦術わからないと前置きしたうえで、あえて言うなら外やられすぎとゾーンが不安なとこかな?どうしたら改善するかは全然わかりませんw

主力の離脱があるので致し方ないですが、あまり負けが先行すると、有力な選手が多いドラフトに備え、タンクなんて選択肢が見えてきそうで、早く1勝を挙げてムードを変えていきたいところです。昨季もそうでしたが、根本的に自分は今いる選手たちが成長するのが見たいだけなので、タンク自体が本当に好きではないです。トレードで補強とかも考えない人間ですし。なので、できるだけ今いる選手たちに早くからPOを体験させてあげて欲しい。負けてばかり、それが普通の中で長くいて欲しくないです。バンケロを1年目からPO体験させてあげられたら最高じゃないですか?

3連敗でしたが、今日素晴らしい活躍をしたチートなロスと意外性の塊ボルボルをどうぞ↓

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